2024.04.01
無人航空機操縦士資格の一等と二等の違いについて教えてください
■一等無人航空機操縦士
一等無人航空機操縦士資格は、産業用ドローンの利用拡大に伴い重要視されている国家資格で、リスクの高い環境での運用を可能にします。この資格を取得すると第三者上空において、立入管理措置を行うことなく特定飛行(カテゴリーⅢ)が可能となり、市街地上空で補助者なしの目視外飛行が許可されます。これにより、市街地での物流や配送、ビルや橋梁などのインフラ点検といった多様なシーンでの活用が期待されています。
■二等無人航空機操縦士
二等無人航空機操縦士資格は、第三者上空以外での特定飛行(カテゴリーⅡ)の一部を許可・承認申請手続きなしで行える国家資格です。この資格により、法令知識や操縦技術を備えた信頼あるパイロットとして認識されるほか、飛行時の手続きにかかる時間や労力を省くことが可能です。
※これらが適用されるには、機体認証を受けたドローンが必要になります。