最新のDJI機に搭載されている「LiDAR」は目に優しい?クラス1レーザーの安全性について

皆さんこんにちは!

 最新のDJI機であるMavic 4 ProやMini 5 Proを手にして驚くのが、夜間や暗所でも反応する障害物検知機能です。

その秘密は、機体に新しく搭載されたLiDAR(ライダー)センサー。

従来のカメラ(ビジョンセンサー)では難しかった暗闇でも、レーザー光を使って周囲を把握できる技術です。

しかし、「レーザーが出ている」と聞くと、「目に当たっても大丈夫なの?」と少し不安になりますよね。

そこで今回は、「LiDARセンサーの安全性」について解説します。

●LiDARは何をしているのか?

 LiDARは、目に見えないレーザー光を放ち、それが物体に跳ね返ってくる時間で距離を測る「光の山びこ」のような仕組みです。

Mavic 4 ProやMini 5 Proに搭載された前向きLiDARは、1ルクス(月明かり程度)以下の暗闇でも前方の障害物を即座に検知します。

これにより、夜間飛行や日陰の多い場所での安全性が劇的に向上しました。

この「目に見えない光」が常に機体から出ているわけですが、その正体が「クラス1」という安全規格です。

●「クラス1」はマウスやCDプレーヤーと同じレベル

 ユーザーマニュアルを確認すると、これら最新機のLiDARは「クラス1レーザー」に分類されています。

レーザーは出力に応じてクラス分けされますが、クラス1は「あらゆる使用条件において、合理的かつ安全である」とされる最も低いリスクの区分です。

具体的には、パソコンの光学マウスやCD/DVDプレーヤーの読み取りヘッドと同じ区分です。

日常生活でマウスを握っていて「失明するかも!」と怖がる人はいないはずです。ドローンのLiDARも、それと同じくらい安全なレベルの出力に抑えられています。

●ユーザーとして知っておきたい注意点

 「安全」ではありますが、正しい運用は欠かせません。以下のポイントは守りましょう。

・光学機器で覗かない: 裸眼では安全ですが、双眼鏡などで「集光」すると危険

・至近距離で凝視しない: 電源が入った機体を、至近距離で前から見つめ続けない

・破損時は点検へ: 墜落などでLiDAR部分にひびが入った場合、設計通りの安全性が保たれない可能性があるため、必ず修理に出す

●まとめ

 「レーザー搭載」と聞くと身構えてしまいますが、実際には私たちの暮らしにある家電製品と同じ安全基準で作られています。

Mavic 4 ProやMini 5 Proが夜間でも安心して飛ばせるのは、この「安全で賢い目」があるおかげなのです。

正しい知識を持って、最新ドローンがもたらす異次元の飛行体験を存分に楽しみましょう!

ぜひ参考にしてみてください!

アルピコドローンアカデミー講師 富山裕介

長野県松本市の国家資格取得対応ドローンアカデミー

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