二等目視内限定変更「異常事態における飛行」のコツ

皆さんこんにちは!

 今回は二等目視内限定変更「異常事態における飛行」のコツについてお伝えいたします。

 まず結論、この飛行でのコツは何かと言うと、

  着陸時に離着陸地点手前を狙って下降させること

 です。

 この試験は、すべての実技試験の中で唯一「不合格区画」がなく、およそ1分半程度で終了する内容となっています。

 試験のとなるのは、カメラを真下に向け、モニター画面のみを見ながらATTIモードでホバリングを行うことです。しかし、ほとんどの方は大きく苦戦することなく、2~3回飛行させることで習熟できるでしょう。

 ひとつ注意すべき点、あるいは違和感を覚える点としては、基本でも目視内限定変更でも「異常事態における飛行」はATTIモードでの着陸がありますが、操縦地点が「基本」のときより2m手前にあるため、このときの距離感で着陸しようとすると離着陸地点よりも奥にいってしまうケースが多く見られます。

 ですので、目視内限定変更試験では思い切って着陸時に離着陸地点の手前を狙って下降させると、ちょうどよい距離感になると思います。

 これもそれほど難しいことではなく、何回か練習すれば大丈夫な方が多いですが、基本のときの距離感から強制的に修正する形になるので、一応コツとしてお伝えしました。

 二等目視内限定変更の実技試験は、スクエア飛行でも異常事態における飛行でも、比較的難易度が低めなので、あまり心配する必要はないかと思います。

アルピコドローンアカデミー講師 富山裕介

長野県松本市の国家資格取得対応ドローンアカデミー

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