2025.03.11
【重要】令和7年3月24日 DIPS2.0の改修が実施されます
アルピコドローンアカデミーの講師を務めますS.Nです。本日は3月24日に改正されるDIPS2.0について解説いたいます。
■ 改修内容
DIPS2.0の無人航空機に関する許可・承認の審査要領(*カテゴリー2飛行)が改正されます。
この改正により、以下の変更と適用されます。
- 申請書類の簡略化 (適合する基準「〇適/〇否」を選択)
- 添付資料の省略が可能 (追加基準の写真添付等が不要に)
- 審査期間の短縮
■メンテナンス期間
令和7年3月17日~3月24日終了まで
・この期間中は、許可・承認の申請ができません。
・許可・承認に関する操作はできませんが、飛行計画通報など他の機能は利用可能です。
・この期間をまたぐ申請は、3月24日以降に新しい書式での再提出が必要となります。
・メンテナンス前に発行された許可・承認書は有効期限まで使用可能ですので、ご安心ください。
メンテナンス後に必要な対応
すべてのDIPS2.0ユーザーは、操縦者情報の更新が必須となります。
申請前に、必ず変更内容を入力し、「〇適/〇否」を選択してください。
詳細はこちら国土交通省発行の資料をご確認ください: https://www.mlit.go.jp/common/001867779.pdf
■ 注意点(申請に関する重要事項)
メンテナンス後は、申請が簡略化されますが、添付不要となる資料についても、申請者が具備(用意)しておく必要があります。提出を求められた場合、速やかに提示してください。
以下の場合、許可・承認が取り消される可能性があります。
- 提示資料が基準に適合していない
- 必要な資料が具備(用意)されていない
※「具備」とは、必要なものを十分に備えている状態を意味します。
例えば、目視外飛行の基準に適合していることを証明するために、目視内飛行の限定解除試験に合格していることがこれに該当すると予想しています。
■ まとめ
- 令和7年3月24日メンテナンス終了後、新様式での申請開始
- 申請書類の簡略化・添付資料の省略が可能、審査期間短縮
- 基準に適合する証明を自己責任で具備する必要あり
- メンテナンス前に取得した許可証は有効期限まで使用可能
- メンテナンス後、操縦者情報の更新が必須
■ 国家資格取得の重要性
今回の改修により、基準適合を証明するための具備(用意)がより重要となります。
この改修により、国家資格の取得や限定解除の必要性が高まるのではないでしょうか?
国家資格の取得を検討中の方や、限定解除の必要性についてお悩みの方は、ぜひご相談ください。
また、メンテナンス終了後、さらに詳しい情報をお届けする予定です。
アルピコドローンアカデミー S.N