ドローンやスマホの寿命を守る!DJIバッテリーの自動放電機能とは

皆さんこんにちは!

今回は「バッテリーの自動放電機能」についてお伝えしていきます。

 スマホやドローンのバッテリーの多くには、リチウムイオン電池が採用されています。この電池は非常に高性能ですが、以下のような状態が続くと劣化の原因になります。

  • 過充電
  • 過放電
  • 長期間100%の満充電を維持

 この中で、「長期間100%の満充電を維持」させないようにするには、充電量が少ない状態から最適とされる60%ぐらいまで充電させて止める、もしくは満充電後に60%程度まで放電させるといった対応が考えられると思います。

ただ、これを毎回手動で行うのはかなりの手間ですよね。

そこで注目したいのが、DJIのインテリジェントフライトバッテリーに搭載されている「自動放電機能」です。

DJI Mini 4 Proのユーザーマニュアルには、以下のように記載されています。

膨張を防ぐため3日間アイドリング状態が続くときにはバッテリーはバッテリー残量を96%まで自動的に放電し、9日間アイドリング状態が続くときにはバッテリー残量を60%まで自動的に放電します。

つまり、しばらく使わず保管するとき、満充電状態のままにしておくだけで、自動的に60%まで放電してくれるという優れた機能です。

さすがDJIのバッテリーですね。

 バッテリーの状態は、飛行時間や安定性、安全性に直結します。今回ご紹介した自動放電機能のほかにも、バッテリーに関する重要な情報はユーザーマニュアルに詳しく記載されています。

ぜひ一度、所有機体のマニュアルを確認してみてください。

アルピコドローンアカデミー講師 富山裕介

長野県松本市の国家資格取得対応ドローンアカデミー

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