皆さんこんにちは!
今回は一等昼間限定変更にある「スクエア飛行・8の字飛行」のコツについてお伝えいたします。
まず結論、この飛行でのコツは何かと言うと、
暗い中で飛行させる際の距離感を覚えること
です。
このコツの大前提として、「屋外・ATTIモードで一等基本の実技試験に合格できるレベル」の方を対象としていますので、ご了承ください。
一等昼間限定変更の2つの実技試験の内容は、一等基本の試験と同じです。
唯一異なる点は、試験の飛行場所が「150ルクス以下の照度」であることです。つまり、飛行内容自体は変わらず、ただ暗い環境で行うという違いだけです。
そのため、最も重要なのは、暗闇の中で距離感を正確に掴めるかどうかです。
練習方法としては、ATTIモードでなくても構いませんが、暗闇の中に実技試験と同じコースを作り、飛行練習をしてみることが有効です。
「一等基本は問題なく飛ばせるから、特に練習しなくても大丈夫」と考えるのは、少し安易かもしれません。
私の経験談で言うと、私は一等・目視内限定変更を日本海事協会の一発試験で取得したのですが、このときの照度はおそらく0ルクスだったと思います。
照度0ルクスでの飛行は、距離感を掴むのが非常に難しいです。暗闇での飛行練習をあまりしていなかったので本番当日に苦戦したのを覚えています。
ですのでなるべく暗い環境で飛行練習を行い、一度距離感を体感してみてください。
問題なさそうであれば、実地講習の短い時間で最終確認をして試験に臨めば、おそらく合格できるでしょう。
ぜひこれを意識して練習してみてください!
注)アルピコドローンアカデミーでは、照度0ルクスという高難易度の環境を設定する予定はありませんのでご安心ください。
150ルクス以下のルール内で、機体の形状や飛行経路等が視認しやすい環境を作っています。
アルピコドローンアカデミー講師 富山裕介