飛行記録に技能証明書番号の記載が必要って知ってましたか?

皆さんこんにちは!

 今回は、飛行記録の記載項目の中でも意外と知られていない「技能証明書番号」の記載義務についてご紹介します。

まず飛行記録とは何かと言うと、「無人航空機の飛行日誌の取扱要領」では、以下のように定義されています。

操縦者が無人航空機を飛行させた場合、その都度、飛行の実績について記載をするものとし、本要領の様式1又はこれに相当する様式の各項目に記載された内容をいう。

ここでいう「飛行させた場合」とは「特定飛行」を指すので、特定飛行をした場合には必ず飛行記録を残す必要があるということです。

 アルピコドローンアカデミーでは、実地講習や修了審査の中でも飛行記録を記入する場面があるため、受講生の皆さんにはお馴染みですね。

次に、「技能証明書番号」とは、無人航空機操縦者技能証明書の右上に記載のある番号のことです。

この番号は、技能証明書を交付された方へ発行しているものなので、技能証明書をお持ちでない方は記載の対象外となります。

では本題となる、飛行記録の中で技能証明書番号を記載する場所はというと、左から2番目の「氏名」の欄です。

「無人航空機の飛行日誌の取扱要領」にもこのように記載されています。

「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第4版)」 P23には、氏名の記載は書かれていますが、技能証明書番号の記載については触れられていないため、知らない方も多いのではないでしょうか。
 
もし技能証明書をお持ちで、これまで飛行記録に技能証明書番号を記載していなかったという方は、技能証明書取得後の記録から追記しておくとよいでしょう。
 
飛行記録を含む「飛行日誌」には、細かいルールが定められているので、ぜひ一度、飛行日誌の取扱要領やガイドラインを確認してみてください。
 
取扱要領やガイドラインはこちら
https://www.mlit.go.jp/koku/operation.html#anc02
 
 
アルピコドローンアカデミー講師 富山裕介

長野県松本市の国家資格取得対応ドローンアカデミー

国⼟交通省登録講習機関 登録講習機関コード:0501

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